不動産を任意売却をするための手順

不動産を任意売却をするための手順
業績が悪化して減給されてしまった、体を壊して今までのようには働けなくなったなどあらゆる状況によって、家を建てた当初の計画通りに住宅ローンの返済が進まないことがあります。
住宅ローンを払うことが困難となり滞納が続き、かつ売却時にそのローンを完済できる見込みがないといった状況で不動産を売却したい場合に、競売を避けるための選択肢の一つとして任意売却という方法がとられます。
任意売却の手順は、住宅ローンが滞り払えないような状況となったら、現状を把握した上で不動産会社に相談。
依頼した不動産会社によって物件の調査や査定が行われます。
媒介契約の締結後、債権者と売却価格を決め、その後物件の販売活動が行われ、買受人を決定し、債権者の同意を得て買受人と売買契約を締結。
引渡しの日までに別の家へ引越しを済ませ、売買代金を決算したり必要な手続きを行います。
決済した後に残債務がある場合は、債権者と話し合い返済方法を決めます。
任意売却は競売のように周囲に経済状況が知られることなく売却できる方法です。
家を売りたいなら任意売却のスケジュールを知る
住宅ローンの支払いができない場合には、住宅を手放すことになります。
そのまま自分の意思で売却しようとしないなら、強制的に売却をすることになるでしょう。
いわゆる競売と言われるものがこれに該当します。
競売でも良いわけですが、基本的に安い金額でしか売却できずローンの残額が残ってしまい苦労しかねません。
そこで、任意売却をすることが必要になります。
任意売却をする場合には、どのようなスケジュールになるか知っておいた方が良いかもしれません。
スケジュールの1つは、不動産会社を見つけそこで話し合うことです。
この段階で1週間以上の時間がかかるものでしょう。
その後、書類の準備などを考えるとさらに1ヵ月以上の時間がかかりようやく広告が出る形です。
後は、どれぐらいの時間で売れるか分かりませんが、金額が安ければ安いほど売れる確率は高くなるのは間違いのないところです。
もし早めに売却したいならば、金額を安めに設定することが必要になります。